国語コースの1年生・日置志歩美さんが執筆した論文が掲載されました。
このたび、国語コースの1年生・日置志歩美さんが執筆した論文「『とりかへばや』物語における乳母と乳母子が物語に与える影響について」が、査読付き投稿論文集『古代中世文学論考』第47集(新典社 2022年10月)に掲載されました。本論文は、従来の『とりかへばや物語』研究では軽視されてきた乳母及び乳母子の役割について再考し、物語の展開上、重要な機能を担っていることを指摘したばかりでなく、ジェンダー論の問題としても魅力的な新たな読みをも提示した研究です。